GP-Chem 東北大学 統合化学国際共同大学院東北大学
統合化学国際共同大学院

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キックオフシンポジウムを開催しました

東北大学統合化学国際共同大学院(GP-Chem)のキックオフシンポジウムが2023年9月6日(水)、7日(木)に大学院理学研究科の大講義室で開催されました。海外および東北大学内の化学系の研究室から部局を超えて教員・大学院生約160名が参加しました。

林雄二郎GP-Chemプログラムリーダーの開会の挨拶

 

GP-Chemプログラムリーダーの林雄二郎理学研究科教授の開会の挨拶から始まり、化学の様々な分野を牽引している海外招聘研究者9名と東北大学の化学系教員12名による講演が行われました。講演内容は、分子合成を中心とした有機化学・錯体化学、太陽光発電・バッテリー関連の物性科学、バイオイメージングなどを含んだケミカルバイオロジーなど多岐にわたりました。各講演者には、当該分野の研究動向と将来の展望についてもわかりやすく語っていただき、分野横断的な議論が活発に交わされ、GP-Chem学生も積極的に質問してくれました。懇親会などでも、専門に特化した学会では難しい異分野交流が進み、化学の多様な分野を統合した研究・教育の発展を目指すGP-Chemの目的に、海外からの参加者からも賛同の声が上がりました。

 

 

GP-Chemキックオフシンポジウムの集合写真(9月7日)

 

また、GP-Chemは、日本化学会東北支部が9月8日(金)~10日(日)に開催した「令和5年度化学系学協会東北大会および日本化学会東北支部80周年記念国際会議」を共催し、海外からの招聘研究者とともに参加しました。GP-Chemの9名の海外招聘研究者のうち4名が9月9日に萩ホールでの特別講演者として招待されるなど、GP-Chemの狙いや存在感を国内外に示す機会になりました。

GP-Chemの分野横断型のシンポジウムは,以上のように部局間や海外との交流を深める貴重な機会となりました。本年度はキックオフシンポジウムとして開催しましたが、来年度以降も継続して分野横断型シンポジウムを開催していきます。

 

■キックオフシンポジウムプログラム詳細:統合化学国際共同大学院のウェブサイトをご覧ください。

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